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2020年10月号パルキッズ塾

Vol.90 | パルキッズ非売品プレゼント教材の使い方1

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
http://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-2010/
小豆澤宏次『パルキッズ非売品プレゼント教材の使い方1』(株式会社 児童英語研究所、2020年)


特集イメージ1 パルキッズでは期間限定で行っているキャンペーンで、パルキッズオリジナルの「非売品教材」をプレゼントしています。「非売品教材」には、幼児期のお子様におすすめの「インプット教材」、簡単な家庭内の会話やエッセイ、マザーグースなどを読む「英語力アップ教材」、母音、サイトワーズ、ライミング、基礎概念の単語をひたすら読めるようにする「読力アップ教材」、そして英検対策にプラスアルファで使える「英検対策教材」など合計13種類をご用意しています。
 手前味噌ですが、どの教材もプレゼント教材と言うにはもったいないぐらいの本格教材になっています。そのためどの教材を選んでよいのか、そして選んだはよいがいつどのように使ったらよいのか、というご質問を多くいただきます。
 基本はパルキッズのメインの取り組みが最優先です。パルキッズの取り組みができた上で、まだ時間があるから何か取り組みを増やしたい、そんな時にご活用いただければ幸いです。
 念のため繰り返しますが、非売品プレゼント教材は必ず取り組むものではありません。取り組まないと英語が身につかないということもまったくありません。あくまでも時間に余裕がある場合に日々の取り組みにプラスして取り組んでください。
 今回から4回に分けて、非売品プレゼント教材の取り組み方を一つずつご紹介していきます。


First Songs

特集イメージ2 「First Songs」はアルファベットに始まり、前置詞、色、形、時間など基礎概念を中心に12曲が収録された歌集です。言葉を身につける上で、歌は必要不可欠なマテリアルではありませんが、特に幼児期のお子様にとって歌は、自然なアウトプットを促すのにとても適したものになります。  三つ子の魂ではありませんが、皆さんも子どもの頃に歌っていた歌を今でも覚えている経験はありませんか?私もテレビで流れていた歌はもちろん、友達と一緒に歌っていたくだらない替え歌など、今でもフルコーラスで歌えるものがいくつもあります。特に仮語彙(単語の音を知っている状態)を獲得するのに適しているのが歌なのです。
 ちなみに歌は絵本と同じで、与えすぎるということはありませんので、基礎概念の歌の音源はいくつもあるから、というご家庭でもぜひレパートリーのひとつとして「First Songs」を加えていただくとよいでしょう。
 取り組み方としては、あまり厳密に1ヶ月間はこの歌!とか毎日流す!といった形で決める必要はありません。何かをする時のBGMとして気づいたらかけてあげるぐらいで構いません。おすすめは車の中です。車で移動することが多いご家庭の場合、車内の時間を有効活用するのに「First Songs」はぴったりです。
 流しているうちにお子様のお気に入りが見つかるかもしれません。ぜひお子様のリクエストに応じて、好きな歌を繰り返し流してあげましょう。


Ask Me Anything!

特集イメージ3 「Ask Me Anything!」はロールプレイ形式で学習できる会話練習教材です。パルキッズのかけ流しでは主に家庭内の日常会話が中心となります。そのためいわゆる英会話教室などでおこなうようなクラスルームイングリッシュを耳にする機会があまりありません(パルキッズプリスクーラーやパルキッズキンダーのストーリーで教室内での会話ではクラスルームイングリッシュも出てきます)。日常会話のインプットができた上で、クラスルームイングリッシュもマスターしておきたい、そんな場合はこの「Ask Me Anything!」を活用していただくとよいでしょう。ここだけの話ですが、幼児の英会話教室などではレッスン内容は主にクラスルームイングリッシュと基礎概念です。クラスルームイングリッシュを「Ask Me Anything!」でやっつけておけば、高いお月謝を払う必要もありません。
 さて、内容としてはあいさつや自己紹介に始まりお天気や時間を尋ねたり、好き嫌いを聞いたりといったものです。Q&Aが1セットになっており、合計154セット用意しています。
 取り組み方はかけ流しではなく、1 STEP(Q&Aが4から5セット)の音声を2、3回繰り返し聞ききます。その後、音声に合わせて一緒に言う練習を行います。これを1ヶ月間続けるわけですが、もし早々に覚えて一緒に言えるようになったのであれば次のステップに移っていただいて構いません。
 このように「Ask Me Anything!」は意識的な学習になります。意識的な学習を親御さんが面倒を見る場合、ついついお勉強になり、できないとイライラしてしまいます。あくまでもゲームの一環として楽しく取り組んでください。対象年齢は2歳以上となっていますが、余裕を持って取り組めるご年齢になってからで構いません。
 また「Ask Me Anything!」は英検3級の二次試験対策としても活用できますので、ぜひ長くお使いください。


How Do I Say It?

特集イメージ4 「How Do I Say It?」は実は親御さん向けに作られた日常会話語りかけ練習教材です。パルキッズでは親御さんがお子様に英語で語りかけることを原則「しないでください」とお願いしています。お子様にとって母語である日本語のインプットソースである親御さんが英語教育に熱心になるあまり、英語で語りかけを行うことで、お子様は大事なインプットソースを失ってしまいます。また、親御さんが英語で語りかけるということは、お子様に対して英語での返答を期待します。それが期待どおりに行かなかった時、イライラしたり叱ったりすることで親子関係が悪くなってしまいます。それを避けるために、英語での語りかけは推奨していません。
 しかし、お子様が英語学習をしているのであれば、ついでに私も!となる方が多いということで作られたのがこの教材です。ぜひ家事をしている最中にBGMとして流しながら、一緒に口ずさんで練習してみてください。もしかしたらお子様が親御さんの言葉に思わず返答してしまうことがあるかもしれませんね。
 内容としては主にパルキッズプリスクーラーの「としおの1日」で出てくるような場面で使う親御さんの語りかけ集です。朝起きて、ご飯を食べて、準備をして、お出かけして、公園で遊んで、夕食を食べて、就寝、そんな場面で使う英語ばかりです。
 取り組み方が付属のPDFに書いてありますが、私のおすすめの方法は先にお伝えしたように、家事の最中にBGMで流して一緒に口ずさむというやり方です。たかが日常会話ですがされど日常会話です。英語が得意な親御さんでも、「こんな言い方があるんだ」と感じていただける内容です。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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