ハワイアンジャーナル パルキッズ通信 | ハワイの受験, 自己表現力

2017年11月号ハワイアン子育てジャーナル
Vol.77 | ハワイのお受験シーズン到来!
written by 船津 徹(Toru Funatsu)
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引用・転載元:
船津徹『ハワイのお受験シーズン到来!』(株式会社 児童英語研究所、2017年)
| 外国人が慶応幼稚舎を受験するのと同じ
ハワイの私立学校の難しさは日本とアメリカを置き換えて考えると分かりやすいです。日本の名門、慶応幼稚舎に合格するには平均以上の日本語力と学力(さらに縁故)が必要です。日本に移り住んできたばかりで、片言の日本語を話す外国人の子どもが慶応に合格するのは難しいですね。 ハワイのお受験も同じです。片言の英語力と平均的な学力では到底合格できません。ちなみにオバマ前大統領が通ったプナホウスクールは創立1841年で、慶応大学(1858年創立)よりも長い歴史があり、著名人の卒業生も多く、伝統を重んじる校風が根強いています。| ハワイの受験で求められる資質

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船津 徹(Funatsu Toru)
1966年福岡県生まれ。1990年明治大学経営学部卒業。教育コンサルタント。米国法人TLC for Kids代表。大学卒業後、金融会社勤務を経て幼児教育の権威、七田眞氏に師事。「パルキッズ」「パーフェクトイングリッシュ」など、しちだ式英語教材制作に従事。2001年ハワイ州、ホノルルにて移民のための学習塾TLC for Kidsを設立。2015年にはTLC for Kidsカリフォルニア州トーランス校を設立。アジア諸国からの移民子弟を中心に4000名以上の子どもの教育に携わる。同氏が手掛けたフォニックス教材は全米で25万人の教師が加盟するアメリカ最大の教育リソースサイト「OpenEd」による「最も効果がある教材部門」で第2位にランクイン。音楽と演劇を組み合わせた独自の教育メソッドは全米で注目されている。著書に『アメリカ最先端の英語習得法』(現代書林)。一男の父。一人息子は日本語・英語・中国語を操るトリリンガル。バラック・オバマ大統領の母校ハワイのプナホウスクールを卒業。ドナルド・トランプ氏の母校であるペンシルバニア大学ウォートンスクールに在学中。