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2016年03月号パルキッズ塾

Vol.35 | 習い事をやめる理由

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
http://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-1603/
小豆澤宏次『習い事をやめる理由』(株式会社 児童英語研究所、2016年)


特集イメージ1 現在、どの位の子どもたちが習い事をしているかご存じですか?ミキハウス総研調べによると53.7%と2人に1人の子どもたちが何かしらの習い事をしています。小学生以上のお子さまに限定すると85%とその数字は大きく跳ね上がります。ただこの数字は20年前とそう変わりません。今の子どもの親世代からすでに習い事をするのは当たり前だったのですね。
 さて、この習い事に関して、始める前にお母さまが悩むのが「続けられるのか」ということではないでしょうか。大人でも英会話、フィットネス、などの習い事を継続していくのは難しいでしょう。ちなみにESY-STYLE調べによると1年未満で習い事をやめる人の割合は全体の63%という結果が出ています。大人ですら1年も続かないわけですから、子どもであればなおさらです。お母さまが悩むのもよくわかります。
 子どもの場合、習い事をやめる理由は大きくわけて3つあります。


| 習い事をやめる理由

特集イメージ2 子どもが習い事をやめる場合、その判断基準となるのが、子どもの将来にとって継続するのがよいのか、それともやめるのがよいのかを親が冷静に判断することです。子どもは自分の将来を考えて判断するという大きな責任が伴う判断はできません。あくまでも親が決める、ここがポイントになります。
 その上で1つ目から順に見ていきましょう。
 1つ目の理由は中学受験などの準備のために習い事をやめるというものです。お子さまの進路を決定することは、お子さまの将来にとって最重要とも言えることです。少しでも中学受験に差し障りがあるようなら、習い事をやめる、または中断することも致し方ないでしょう。将来的に中学受験をお考えであれば、それまでに今行っている習い事、またはこれから行うだろう習い事を、いつまで続けるのか、そしてそれに付随してどのレベルのスキルをそれまでに身につけさせるのかを明確にしておくとよいでしょう。そうすることで習い事をする時期から中学受験の時期への移行がスムーズに進みます。
 2つ目の理由は経済的、時間的なものです。家計や時間の都合で子どもの習い事をやめざるを得ないのは仕方のないことではありますが、こうなる原因は事前の計画が不十分だったことにあります。習い事にはブームがあります。昔から人気のピアノ、水泳、英語はもとより、最近ではレゴ教室、コンピュータプログラミングといった習い事が人気を集めています。
 右へ倣えであらゆる習い事をさせることは一概に悪いことではありません。しかし、子育てにかかる費用と時間は子どもの年齢に比例して増えていくことを考えると、子どもの将来にとって、この習い事はこのスキルが身につくまで継続する、さらにそこまでどれだけの費用がかかるのか、という習い事の重要度、ゴール、コストを、習い事を始める前に家計の事情とスケジュールを考慮しながらシミュレーションしておきましょう。でないと必ずこの理由で習い事をやめることになってしまいます。
 3つ目の理由が子どもの気分の問題です。これに関しては言うまでもなく、習い事をやめる判断基準にはなりません。
 習い事を継続する、やめるというのは必ず親が判断するようにしましょう。習い事には英語や幼児教室など教育的なものから、経験しておいたら良いかもしれないぐらいの趣味の延長線上にあるようなものまで様々です。いずれの習い事も、子どもの気分でやめてはいけません。やめる場合には少なくともこの目標を達成するまではやめない、というゴールに達したかどうかを判断基準にするようにしましょう。


| みんなパルキッズは続けている?

特集イメージ3 さて、以上を踏まえてパルキッズに話を移しましょう。先にお話した継続率について見てみると、オンラインレッスンの効果もあり、パルキッズの継続率は80%を越えています。
 これは家庭用学習教材であること、4年間という長期間のプログラムであることを考えると驚くべき数字と言えます。毎日取り組めること、5分程度という幼児でも集中できるレッスン時間であること、成績表などで習熟度を細かく確認できるという点が支持されているとは言え、この高い継続率はモチベーションを保ちながら日々のかけ流しを継続されているお母さまの成果に他なりません。
 なぜパルキッズは途中で取り組みを断念してしまう方が少ないのか、これを先にご紹介した、子どもが習い事をやめる3の理由と照らしながら見ていきましょう。
 まず前提としてパルキッズは英語教育です。英語教育ですから趣味的な習い事とは違い、子どもの将来に大きく関わる教育的な習い事です。必然的に習い事のプライオリティは高くなります。中学受験でも英語が受験科目として加えられつつある現状を考えると、必須の習い事と言っても過言ではありません。
 習い事の重要度としてはもっとも高いもののひとつであるということがわかったところで1つ目の進路に関わる習い事での理由について見ていきましょう。
 パルキッズではゴールに至る通過点として中学受験を考えています。小学生で英検準2級と繰り返しお伝えしていますが、中学受験の準備に入るとパルキッズの取り組みも難しくなります。そのため、小学3年生のうちに英検準2級合格を目指し、中学受験の準備段階に入ったら、息抜きとして英書で読書できるようにしておきます。ここまで計画できていれば、パルキッズの取り組みから中学受験に無理なく移行できます。
 続いて2つ目の経済的・時間的コストについてです。スタートからゴールまでかかる費用が曖昧なところが多い中、パルキッズは小学生で英検準2級合格という明確なゴール設定がある分、かかる費用も明確です。大きな流れとしてメイン教材が「パルキッズプリスクーラー」「パルキッズキンダー」に読解力育成の副教材「アイキャンリード」「アイラブリーディング」に取り組みます。上記教材終了後に「パルキッズジュニア」や英検対策として「英検オンラインレッスン」に取り組んだとして、約27万円です。「パルキッズジュニア」まで取り組むと期間としては6年半、78ヶ月かかります。これを月額にすると3,500円弱です。
 また1日に取り組むレッスンの時間(かけ流しは意識的な学習ではないため除く)は「パルキッズジュニア」でも15分程度です。これだけ明確であれば、ご家庭の状況と上記の金銭的・時間的コストを鑑みて学習プランをたてることができるでしょう。
 最後が子どもの気分です。パルキッズでは環境から無意識に言語を身につけるシステムであることから、意識的な学習は最小限にとどめ、さらに子どもたちに表面的な楽しみを極力与えないようにしています。幼児期の学習では意識したり、必要以上に楽しませたりすることによって、逆に飽きさせてしまう危険を孕みます。
 オンラインレッスンでも学習時間を短時間にとどめ、日々違うコンテンツを提供することで子どもたちが飽きる要素をなくしています。
 さらにお母さまには、教えたり、試さないように指導することで、子どもたちが嫌がったり飽きたりしないためにはどうすればよいのかをお伝えしています。また、飽きたり嫌がったりした場合の対処法も掲示板を中心にご指導しています。

 このようにパルキッズでは取り組みをやめることに関してあらゆる角度からカバーさせていただいていることから、どんな子でも無理なく継続できるのです。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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