10万組の親子が実践した幼児・小学生向け「超効率」英語学習教材のパルキッズです。


カートを見る
ログイン
パルキッズCLUB

パルキッズ塾 パルキッズ通信 | ,

ヘッダー

2022年12月号パルキッズ塾

Vol.116 | ゲーミフィケーションで学習を習慣化しよう

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
https://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-2212/
小豆澤宏次『ゲーミフィケーションで学習を習慣化しよう』(株式会社 児童英語研究所、2022年)


ゲーミフィケーションで学習を習慣化しよう 今年も残すところあとわずか。原稿を書いている時点では新型コロナウィルスの第8波が懸念されていますが、外国人観光客もぞくぞくと日本に入ってきて、さらに私の周りの学生さんも留学計画をたてるなど、以前のグローバルな動きが戻りつつあるようです。
 さて、年末というとまずは今年の振り返りです。パルキッズの取り組みは順調に進みましたか?繰り返しになりますが言語習得は一朝一夕では叶いません。今、目に見える成果が感じられなくても、お子さまの器は徐々に満たされています。器が満たされ成果が外に出るためには、器に英語を注ぎ続けることが大切であることは言うまでもありません。そのためには、来年以降もいかに体力・精神的コストを抑えつつ継続するか、ここをプラニングしていきましょう。
 継続には親子でモチベーションを保つことが必要なのですが、その方法として「ゲーミフィケーション」という手法があります。ずいぶん前から言われていることなのでご存じの方も多いかもしれません。
 ゲーミフィケーションとは「ゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用することを言う。ゲーミフィケーションは一般に、ゲームデザイン要素を用いてユーザーエンゲージメントや組織の生産性、フロー、学習、クラウドソーシング、従業員の採用および評価、使いやすさなどを向上させるのに用いられる。(Wikipediaより)」というものです。平たく言えば、ゲーム的な要素を学習などに取り入れることで、ユーザーをエンターテイン(囲い込む)するということです。
 今回はゲーミフィケーションという手法をパルキッズの学習においてデジタル・アナログ両面においてうまく活用する方法をご紹介します。


ゲーミフィケーションに必要な3つの要素

世界が違う パルキッズの学習を「gamify(ゲーム化)」することで得るべき効果はモチベーションの維持向上です。
 ではゲーム化するためにはどういった条件が必要なのかについて詳しく見ていきましょう。必要な条件は主に3つです。

1.ポイント

 これは何かしらの行動に対してポイント(目に見える小さな報酬)を与えることです。ドラゴンクエストであれば、経験値がそれに該当します。自信が達成したものがスモールステップで目に見える形で増えていくことが重要です。

2.バッチ

 これは蓄積したポイントを大きな塊として表したものです。マイルストーンと言うとわかりやすいでしょうか。これもドラゴンクエストに例えると、レベルアップがそれに該当します。経験値というポイントを積み重ねることで、レベルアップというマイルストーンをゲットできるわけです。

3.リーダーボード

 ここに関しては私はパルキッズの学習において必要ない部分だと思っていますが、ゲーミフィケーションの要素として重要な部分なので、あえて紹介しておきます。これはユーザー間を比較した公開順位です。ゲームセンターなどでゲームをしたことがある方であればご存じかもしれませんが、ゲーム終了時にユーザーの順位が出ます。それによって自分の立ち位置を確認することができます。


アナログ的手法で取り組みをゲーム化しよう

季節と連動 他者との比較が必要ないパルキッズの取り組みでは、前述の要素として主に1と2に焦点を絞って考えてみましょう。
 まず大事なことは「目に見える」ということです。褒めたり、プラスの言葉がけも大切ですが、これは目に見えないですし、後から振り返ることもできません。具体的に目に見える何かを考えていきましょう。
 最初に考えるべきはポイントです。これはレッスンをひとつ終えるごとに何かしら目に見える形で蓄積できるものを考えてみましょう。例えばラジオ体操のカードのようなものを用意してもよいでしょう。それぞれの教材の1ヶ月分の取り組み数に応じたマス目のカードを用意します。そこにレッスンを終えるごとにシールを貼っていきます。シールをポイントとして使っているわけです。そして1ヶ月分の取り組みが終わると、すべてシールで埋まったカードを壁に貼ります。取り組みが進めば進むほどカードが増えていきます。そして自分が達成した成果を振り返ることができ、それが自信につながり、さらには能動的な学習へのつながっていきます。
 次にバッチです。カートが埋まるごと、または3枚のカードが埋まったら、という形で、ポイントがいくつか積み上がったら何かしらのマイルストーンを設定する必要があります。例えばカード3枚が埋まったら、外食で好きなものが食べられる、いきたいテーマパークに行ける、などのご褒美を用意しましょう。大事なのは、事前に設定しておくことです。カードが何枚埋まったら何をする、というのをお子さまと事前に相談して決めておきましょう。そしてそれも見えるようにしておくことが必要です。それが常に意識する目標となるからです。
 あえてリーダーボードとして使うとするならば英検が最も良いでしょう。小学生にもなれば英検を受けている子がクラスに増えていきます。その子たちの中で自分が英検の級を持ってることで立ち位置を確認することができます。ただ他者との比較(兄弟や親でも)は諸刃の剣なので、十分に注意をしましょう。


デジタル的手法のおすすめアプリ「ウェルダン!」

取り組み順は気にしない 次に忙しい親御さんが活用できるゲーム化アプリ「ウェルダン!」をご紹介します。
 これはアナログ的手法をスマホひとつで代替できるアプリです。使い方は簡単で、毎日取り組むルーティンを設定し、そのタスクをクリアすると設定していたポイントや経験値、コインがもらえます。そして経験値やコインがたまると、バーチャル世界で仲間が増えたり、アイテムがもらえるというものです。ポイント、経験値、コインが「ポイント」で、仲間やアイテムが「バッチ」として機能しています。
 このアプリはiOS、Androidどちらでも使えますので、スマホをお持ちの方であればどなたでも簡単に使用することができます。
 他にもゲーミフィケーションを活用した学習支援アプリがありますが、私が見た中でこれが一番わかりやすかったのでご紹介しました。ぜひパルキッズの取り組みはもちろん、日々のお手伝いやすべきことを習慣化するのにご活用ください。

▼「Welldone!」について詳しくはこちらをご覧ください
 ↓↓↓
 https://welldone-app.com/


前の記事「幼児英語がインプット中心であるべきたったひとつの理由」 | 次の記事「国産バイリンガルを育てる方法」

プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

まずは資料請求
今なら3つの特典つき

この記事をシェアする

関連記事