みなさんは何種類の魚を知っていますか。お寿司が好きなら20種類くらいは数えられるでしょうけれども、切り身ばかり見ていては元の形がわかりません。また釣りが好きな人なら50種類くらいは軽く見分けられるでしょう。しかし、その辺りが関の山ではないでしょうか。このシリーズではなんと魚類だけで419種類も収録しています。

一般的に子供たちは基礎語彙と呼ばれる上位カテゴリーから身につけていきます。具体的には「犬、猫、魚、鳥、、、」などなどです。「肉、野菜、飲み物、食べ物、、、」なども上位カテゴリーです。これらの語は幼児期に身につけていき、その後に「鰯、鯵、鯖、鯛、鮪、、、」などの下位カテゴリーを身につけていきます。

語彙を豊かにするための最も手軽な方法はこれら下位カテゴリーを増やすやりかたです。「ものしり博士」では動植物約2,000種類を収録しています。道を歩いていて目に入る木々も、「ものしり博士」で学んだ子どもたちには「単なる木や花」ではなく、具体的な名前を持った、ひとつひとつ違う表情を持った存在として知覚されます。

このようなサブカテゴリーを豊かにすることが知性を伸ばす第一歩となります。

秋に咲くピンクのコスモスや妖艶な姿の彼岸花。春には菜の花やマリーゴールド、夏には夏の冬には冬の花が咲き誇ります。しかし、どんな形をしているなんという名前の花なのかを知らなければ、それらは単なる「花」として見過ごされてしまうことでしょう。

ものの名前を知ることが重要なのです。名前を知らない対象はその上位カテゴリー、「花、草、木、魚、、、」として処理されてしまいます。これでは、世界は豊かになりません。目に見える世界を豊かにするためには、ものの名前を知ることがその第一歩なのです。

ものの名前を知っているから、対象物がそこに存在することを知覚できます。そして、そこにあることが知覚されると初めて、その対象となる存在に興味を持てるのです。キンモクセイの花を見つけて「ああ、これがキンモクセイか。こんな香りがするのか」と気付ければ、秋の景気もさらに豊かになるはずです。

名前を知っていること。これがさまざまな知識の蓄積や豊かな感情への入り口なのです。

動物や魚類、あるいは植物などに関心を持たせようとして、動物園、水族館、植物園などに足を運ぶご家族も多いことでしょう。しかし、実際に子供たちは思ったほどの反応を見せてくれない。一生懸命になって動物を眺めているのは親ばかりで、子どもたちは、なにやら早くスナックを食べたい様子。そんな経験をされた方も少なくないのでは?

例えばゴリラやトラなどお目当ての動物の飼育エリアに行っても、あれあれ?姿が見えない。よくよく探してみたら、チラッと見えた。「ほらほら、あそこにいるよ」といっても、子どもたちからすれば、虎の一部が見えても面白くないわけですし、探しているうちに飽きてしまったりもするのです。

また、水族館だと多くの魚類が混在していることが珍しくなく、「あそこにマグロがいるよ」といっても、指の先には魚がいっぱい。それぞれの種類の弁別がとても難しく、どれがマグロだかわからないのです。

動物園や水族館で知識をインプットするよりも、最も効率が良いのは、まず家庭でインプットしてしまうことです。

図鑑でさまざまな種類の動植物をインプットするという考え方もあります。しかし、図鑑を開いても一向に興味を持ってくれない。説明を読んでも、いまいち反応が悪い。そんなことはありませんか?

図鑑は百科知識をインプットするには最適の教材です。しかし、いきなり図鑑を与えても、子どもたちからすれば、難しすぎてわかりません。インプットには順番があるのです。

１.名前と姿の一致のための純粋なインプット
２.実物と出会うことで関心を抱く
３.百科知識のインブット

以上の順番で知識は広がりを見せるのです。つまり、図鑑を見せるより前に、実物に出会って関心を持たせることが大切。さらに、実物に出会ったときにそれを知覚できるように名前をインプットしておくことが重要なのです。

知識を豊かにするために真っ先にするべきことは、子供が関心を持つのを待つことではなく、動物園や水族館に足繁く通うことでもありません。忙しいパパママたちが最も効率よく大量の情報を子どもたちにインプットするにはフラッシュカードが一番です。

ものしり博士では約2,000種類もの動植物のインプットが可能です。しかも、オンラインで取り組めるので、フラッシュカードを作る必要さえありません。お手持ちのデバイスから、いつでもどこでも、好きなときに、好きなところで、お手軽に取り組みが可能です。

1日約3～5分のオンラインレッスンに取り組みます。全46レッスン・2種の取り組みを通して、約2,000の動植物をインプットしていきます。
『ものしり博士』のオンラインレッスンはSkypeではありません。専用タブレットも必要ありません。ご家庭のPC、スマートフォン、タブレットで取り組める最新型のサービスです。
お子さまは、ゲーム感覚で楽しく取り組むだけです。お母さまは、成績表でお子さまの習熟度がご確認いただけます。

下のボタンをクリックすると1回分のレッスンに取り組めます。合わせてお手持ちの環境での動作確認もできます。オンラインレッスンには推奨ウェブブラウザ「Google Chrome」 または「Safari」をお使いください。

全46レッスン終了後は、会員期限内であれば46レッスンから任意で好きなレッスンを選んで何度でも復習していただけます。レッスン終了後は各レッスンの入口に直近の正答率が表示されています。すべて80%以上を目標に頑張りましょう。反復学習を何度も行い、最終的にすべての動植物の絵と名前が一致するのを目指しましょう。